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馬三郎25時

工藤修

開運へ続く道を捜しに…

 「どうしたんですか?ため息ばかりついて」と隣にいた塩手記者に声をかけられた。自分でもため息の多さには気がついているのだが…それが止まらないふぬけ状態が続いている。今年の冬は例年に比べて格段に寒いが、懐具合がいっそうそれを切実にしているようだ。

 昨年末はかなりぜいたくをしてしまったが、そのツケが重くのしかかり馬券の買い方も守りの姿勢。負のスパイラルに陥っている状態で、これでは運気も上がってこないのも仕方がないところだろう。近2年は旅打ち先の異国での戦いで幸運の女神がほほ笑み、その後も金杯を取れたりといい流れをつくれていたのだけれど…。

 そんな不景気である当方の嘆きを懇意にしてもらっている某助手に話すと「げんちゃん(記者のこと)、オレの方がもっとひどいよ」と意外な返答。そのくだりを話してもらったが、聞けば納得のいく宝くじについての悲しい話だった。そのツキのなさは確かに笑い話では済まないもの。「何か運が良くなることはないか探してきてよ」と頼まれたが、それは開運へと続く観音様捜しを記者に託した暗黙の依頼である。では、さっそく使命を果たすべく木枯らし吹く錦糸町にでも脚を運ばさせてもらいましょう。でもその資金を稼がなくては…。

(美浦想定班・工藤修) 

2010年01月15日

著者紹介

工藤修

工藤修

美浦想定班。身に覚えのある5年生存率77%というデータを常に頭の隅におきながらも、節制生活ができず日夜おびえている快楽主義者。予言らしき言葉を発すると、それに反して真逆なことが起きることで定評。神奈川県出身、B型。