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“馬力”についてのうんちく
自動車を多少でも知っている人なら、カタログ等に表記してある「ps」が馬力であることは即答できるだろう。例えば260psなら260馬力。しかし、具体的に馬力という単位の成り立ちまでは知らない人が多いはず。というわけで、この場を借りてうんちくを垂れさせてもらうとしよう。
馬力という概念は、18世紀のイギリスで生まれた。発案者は蒸気機関を発明したワット。歴史や物理の教科書でよく出てくるアイツである。ワット青年は、せっかく素晴らしい蒸気機関を発明したのに、その威力を表す単位がないと悩んだ。そこで、労役用の馬が550ポンドを1秒間に1フィートを動かす仕事率を1馬力としたのだ。これがいわゆる「イギリス馬力(hp)」。日本などが採用している「フランス馬力(ps)」はメートル法に換算されたもので、75kgを1秒間で1m動かす仕事率。微妙に英仏で誤差はある。
さて、同じ馬でもサラブレッドはどうか。ネットなどで調べると3・2馬力という数値も出てくるが、「獣医師等にも聞いてみましたが、あくまでも推論によるものでしょう。実験によって得られた数値ではないので、(3・2馬力と)断定することはできません」(JRA広報)とのこと。そもそもスピードを重視する近代競馬において、わざわざ実測するメリットがないから当たり前かもしれない。とはいえ、労役馬よりもはるかに馬力があるのは間違いなさそうだ。
ちなみに、理論値によると人間は0・3馬力。瞬間的に1馬力程度は出せるそうだ。意外と人間てすごいのね…。
(関西デイリー・長崎弘典)
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