馬三郎25時

森田真司

引っ越しに伴い厩舎にいい変化が？

　厩舎改修工事に伴い、いつもお世話になっている宮本厩舎も引っ越しをした。今までは馬場からかなり近い位置に厩舎があったのだが、なんと倍以上の距離に！そんな驚くこともないだろうとお思いだろうが、普段から運動不足の私にとっては、これがなかなか遠い道のりなのだ。そのため、厩舎から（勝手に）いただくジュースがハンパなくおいしく感じてしまう。スポーツジムで汗を流した人が、家に帰ってからのビールが最高にうまい！という気持ちが分かるきょうこのごろである…。

　それはそうと、厩舎が引っ越したことで今までと変わった点がいくつかある。ひとつは、馬房の上にミストが付いたこと。すべて師の自腹だそうで、来夏の宮本厩舎の馬たちは、より元気一杯の姿を見せてくれるはずだ。

　変更点のもうひとつは、大仲が禁煙になったこと。確かに大仲の空気はクリーンだが、誰も寄りつかなくなり何となく寂しい。なぜこうなったか聞いてみると、「スタッフの総意です」との返答。何でも「禁煙は世の中の流れだから」らしい。分かったような、分からないような…。

　ちなみに、喫煙所は洗い場の隣りの小さなスペース。「今は気候がいいからこの場所でいいけど、冬はメッチャ寒いからなぁ」と、ヘビースモーカーのスタッフが言っていた。いつの間にか、みんな大仲でプカプカやっている気がする。

（栗東想定班・森田真司）　　
　　

2010年10月06日