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馬三郎25時
今後への期待が膨らんでくるフェイトフルウォー
直訳すれば“重大な、運命を決する戦い”。そんな勇ましい名前を持つ黒鹿毛の2歳馬の立ち回りに先日、東京競馬場は大きな興奮で包まれた。
10日の新馬戦、フェイトフルウォーは本馬場入場の際に田中勝を振り落とし放馬。結構な距離を走り、記者席内では「競走除外だろう」との声が大半だったなか、まさか(?)のゲートイン。しかも、ディープインパクト産駒の評判馬サトノペガサス以下を2馬身半差で切り捨ててしまった。
場内は放馬→捕獲→馬体検査の結果異常なしとの判断で出走決定のアナウンス→抜群のスタートでハナへ→いったん2番手に控え直線で抜け出し体勢…と、フェイトフルウォーの一挙一動にどんどん沸いていく。そして悠々と1着でゴールすると、お昼時のレースとは思えないほどの歓声と拍手が起こったのだった。
JRAは92年以降、秋の東京開幕週に芝1800mの新馬戦を必ず1鞍施行している。過去10年の勝ち馬を調べてみると03年ハイアーゲーム、05年ジャリスコライト、06年フサイチホウオーが重賞を勝ち翌年のダービーへ参戦。もう少しさかのぼれば96年サニーブライアンは皐月賞&ダービーの2冠馬に輝き、99年ゼンノエルシドはマイルCSなどを制した。なかなかの“本格派”を輩出している一戦を味のある内容で勝ったことで、フェイトフルウォーも今後への期待が膨らんでくる。
「(各厩舎の期待馬がそろいやすい)府中の芝千八で新馬戦を勝ったということで、より楽しみが増すよね」と笑顔で話す伊藤伸師によると、次走は東スポ杯2歳S(11月20日・東京)への参戦も視野に入っている。
山元トレセンへの放牧を経て、どんな姿でターフに戻ってくるのか。ステイゴールド産駒らしい愛されキャラの素養をたっぷりと持つこの馬の、次の“重大な戦い”から目が離せない。
(関東デイリー・野田口 晃)
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