馬三郎25時

文元仁

我がファッションセンス同様に…

　「この前はケミカルウォッシュの時代はもう来ないと言ってゴメンな」。ヤツ（12月８日付を参照）が北馬場にやって来た。

　何でも障害練習を見に来たそうだが、筆者の顔を見るなりの第一声が「今またケミカルウォッシュのブームが再燃しているみたいだね。愛読のファッション雑誌にそう書いてあったよ」である。そう言って筆者の服装をジロジロ眺めるなり「あ、何だその普通っぽいジーパンは。どこで買ったんだ。エッ、○ニクロ？ところで君は一体どんなファッション雑誌を読んでいるんだい」以前のような再び長いウンチクが始まり…。ちなみに筆者が知っていた単語は渋カジとホッ○ドッ○・○レスだけでした。

　すったもんだをしている内に、障害コースにはお目当ての馬が登場。飛越をじっくり確認したが、練習を始めたばかりということもあるのか、筆者のファッションセンス同様に、お世辞にも障害センスがあるようには見えず…。名誉のためにも馬名はここでは伏せさせていただくが、デビューまで暖かく見守っていきたい。

（美浦想定班・文元　仁）

2011年02月23日