馬三郎25時

大きいところを狙える！ダイワレジェンド

　先週の２歳未勝利戦を危なげなく勝ち上がったダイワレジェンド（牝２歳、父キングカメハメハ、母ダイワスカーレット）。「これだけの馬。勝てて良かった」と北村宏が言えば、「ホッとした」と国枝師も胸をなで下ろした。

　次走はベゴニア賞（２４日・東京、芝１６００ｍ）を予定しているが、これがなかなかのメンバーがそろいそう。ロサギガンティア（美浦・藤沢和）、テスタメント（美浦・小島茂）、関西からはゲットアテープ（栗東・安田）も出走を考えているようだ。

　「本当に良くなるのはまだ先だろうが、実戦を２度使ってだいぶシャキッとしてきた。大きいところを狙える馬なのは間違いないし、ローテを考えたらここだろうね。当然負けたくはない。でも本当に負けたくないなら、使わないのが一番（笑い）」と最後は締めたが、話の節々から自信ありの様子がうかがえた。

　ブルーロータス（牝２歳、父ディープインパクト、母ピンクカメオ）の調整も進んでいるし、個人的にはタカラフローリック（牝２歳、父マンハッタンカフェ、母スモークンフローリック）に注目している。馬体、フットワークから、間違いなく走る馬。出走が決まったら、勝負してやろうと思っている。
?牝馬の国枝?なら、万全に仕上げてくれるだろう。

（美浦調教班・佐野裕樹）

2013年11月03日