馬三郎25時

荒れる？荒れない？女王決定戦

　いよいよ明日は第３８回エリザベス女王杯。昨年の１、２着馬がそろって出走しており、３歳馬との初対決が楽しみな一戦だ。

　金曜の午後から動画サイト「Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅ」で公開している「馬サブローＴＶ」に出演したが、質問コーナーに寄せられた質問の多さにも関心の高さがうかがえた。

　なかでも穴馬に関する質問が多く、ファンには?荒れる女王杯?と認識されているようだ。確かにクィーンスプマンテ（１１番人気）とテイエムプリキュア（１２番人気）の大万馬券で決まった０９年や０６年フサイチパンドラ（７番人気）、１２年レインボーダリア（７番人気）が勝つなど、イメージは波乱の歴史だ。

　筆者は９５年以前の古馬に解放される前の大波乱の歴史を見てきただけに?荒れる女王杯?という意見には全面的に賛成しかねる。第１回の７６年から９５年までの勝ち馬の人気は????????????????????で平均６．０５番人気。９６年から昨年までは?????????????????で平均３．３５番人気。明らかに優勝馬に関しては解放後の方が荒れていない。単勝馬券の無理な穴狙いは禁物というのが結論だ。

（栗東調教班・竹原伸介）

2013年11月09日