馬三郎25時

上田健悟

新人競馬記者は半年過ぎても日々勉強中です。

　競馬記者になって半年。想定班として一生懸命に頑張ってきたせいか、少しずつ調教師や助手、厩務員の方々に顔を覚えてもらえてきた気がします。しかし、まだ先輩には怒鳴られっぱなしで、トレセン内ではいつも冷や汗をかきながら仕事をしています。
　馬券の方はというと、入社して３カ月ぐらいはコラムで推薦した馬は勝つし、万馬券は当たるはで、ビックリするほどの絶好調でした。でも、「競馬記者になった最初はみんな当たるんだよ」と先輩が言っていた通り、最近はサッパリ。予想記者ランキングもずっと下位に低迷しています。そろそろ何とかしないと…焦っているところです。
　個人的な馬券事情はさておき、ご存じの通り競馬界は今、馬インフルエンザ騒動で大変な事態に陥っています。ＪＲＡからは検査の結果、沈静化に向かっているという発表があり、なんとか先週は開催にこぎつけましたが、取材している現場では全くその様なムードはありません。あくまでも個人的な見解ですが、ＪＲＡの強行開催には少々不安を感じています。先々に大きな影響を及ぼさなければいいけど…と祈るばかりです。
（栗東想定班・太田俊輔）

2007年08月29日