1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

世界の馬窓から

主戦ムーアは泣く泣くキングジョージ馬を手放した!?

 7月24日(日本時間・同日深夜)にキングジョージ?世&クイーンエリザベスSが、英国のアスコット競馬場を舞台に6頭立てで行われた。英ダービーを圧勝したワークフォースが圧倒的1番人気に推されたが、欧州の上半期最強馬決定戦を制したのはO・ペリエ騎乗の2番人気ハービンジャー(父ダンジリ)。コースレコードとなる2分26秒78のタイムで、2着の愛ダービー馬ケープブランコに11馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを見せた。

 4歳となる同馬はM・スタウト厩舎の管理馬。この勝利で9戦6勝となったが、G?勝ちは今回が初めてとなる。一方、同じ厩舎の英ダービー馬ワークフォースは直線で伸びず5着に敗れた。

 同厩舎のファーストジョッキーであるR・ムーアがワークフォースに騎乗したため、ハービンジャーにはO・ペリエが騎乗することとなったのだが、「ライアンは本当はハービンジャーに乗りたかったはず」と現地厩舎スタッフたちの間では言われている。

 「両方の馬にここまで騎乗してきているあれほどのジョッキーが、能力を見誤ることは考えられない。同じ厩舎とはいえ2頭は違うオーナーだったからね。さらに、同じ舞台で行われたG?で強い勝ち方をしたとはいっても、G?未勝利馬と英ダービー馬では、やはり後者を選ばざるを得なかったのだろう」(現地厩舎スタッフ)

 日本から遠征予定のナカヤマフェスタとヴィクトワールピサは、この馬たちを打ち負かさなければ、夢の凱旋門賞馬になることはできない。

2010年07月31日