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馬三郎25時

ハイレベルな牝馬世代に、また1頭新星誕生か

 近年、菊花賞当日に京都で行われる新馬戦(芝1800m)は“伝説の新馬戦”と形容されて報道される。アンライバルド、リーチザクラウン、ブエナビスタ、スリーロールスが凌ぎを削った2008年はまさにその代名詞と言えるレースで、2009年のローズキングダムとヴィクトワールピサの一騎打ちも記憶に新しい。ちなみに昨年の勝ち馬はエピファネイアと、かなりの確率でスターホースが誕生しているので、世間が取り立てるのも当然か。厩舎や牧場サイドの観点からすれば、クラシック級の期待馬は夏場を休養に当ててこの時期から始動するのも自然な流れだろう

 今年は8頭立ての少頭数だが、それでもこの中に一等星がいることだろう。人気はセレクトセールで2億6000万越えの高値で取引されたトーセンスターダムが集めているが、個人的には牝馬ドリームアドリームの走りに注目にしている。近親に派手な活躍馬はいないが、ディープインパクト産駒らしくバネがあり、追い切りでは古馬を翻弄する動き。早くも非凡な才能が見え隠れしており、「入厩からアクシデントなく来た。動きがいいし、素直な気性で初戦からやれると思う」とは笹田師。言葉数の多い人ではないが、そのひと言、ふた言だけで期待の表れは十分に感じ取れることはできた。今年は牝馬が2歳の重賞を総なめにしており、近年でもハイレベルな世代だが、同馬もその一角に食い込める器とみる。

(栗東厩舎班・松永 篤)

2013年10月20日