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馬三郎25時

ダービー血統が今週デビュー

 楽しみにしていた馬がデビューを迎える。11月30日の阪神7R(芝1600m)に出走するラテラルアーク(父ディープスカイ、栗東・昆)だ。

 半姉にはG?7勝を挙げた名牝ウオッカ。姉が07年のダービー馬なら、父も08年のダービー馬とまさにダービー血統だ。両馬は3度対決していて、天皇賞・秋(ウオッカ1着、ディープスカイ3着)、ジャパンカップ(ディープスカイ2着、ウオッカ3着)、安田記念(ウオッカ1着、ディープスカイ2着)とウオッカの2勝1敗だが、ライバルとしてしのぎを削ってきた。

 担当するのはディープスカイも担当していた堂本助手。「カイバの食べ方や脚がそっくり」。普段の仕草から、同じDNAを引き継いでいることを実感するという。

 追い切りの動きはどうか。20日にはCWで一杯に追われて6F84秒5―40秒1―13秒3を計時した。馬サブローの評価は残念ながら?D?だが、昆師は反論する。「2週前に芝で追い切ったときの動きが良かった。まるで別馬のように違ったから。チップの走りが下手なだけで、芝の実戦にいけば大丈夫」と自信の表情を浮かべる。6日にやった芝の追い切りは5F64秒9―36秒7―12秒2。僚馬を追走して先着を果たしている。

 ディープスカイの主戦を務め、ウオッカをダービーでVへと導いた四位Jが手綱をとる。「そういう馬に乗れることがうれしいこと。走ってほしいね」と鞍上は目を細める。偶然だろうか。ラテラルアークがデビューする11月30日は四位Jの誕生日。血が織りなす新たなドラマが誕生しそうだ。

(関西デイリー・井上達也)

2013年11月26日