馬三郎25時

日本馬は３頭ともチャンスあり！

　今週末は香港国際競走が行われる。「香港はいい。夜はマカオに船出すればお遊びも充実しているから」と旅慣れた友人からの甘い誘惑もあるのだが、日本の競馬から離れることはできず。今年の３頭は全てチャンスありと個人的ににらんでいるので、モニター越しに雄姿を堪能することとしよう。

　香港スプリントで現役最終戦を迎えるロードカナロア。香港のスプリント戦線には新星も不在。この馬自身、昨年よりも進化しており、どれほどの強さを見せるのか大注目。

　香港の芝はある程度力のいる馬場と聞いているので、香港カップに出走するトウケイヘイローには間違いなくフィットする。世界の武豊が先手を取れば、無駄な競りもあるまい。

　アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を決めたアスカクリチャンは香港ヴァーズへ。粘り強い末脚が長距離で開花。ＪＣで来日したドゥーナデンが毎年好勝負しているレベルならば、十分に通用する公算だ。

（美浦調教班・加藤剛史）

2013年12月06日