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世界の馬窓から

サンタアニタがダートへ…時代に逆行する理由とは

 全天候型馬場(通称オールウェザーコース)は、ダートが主流の米国競馬の歴史を塗り替えることになるとまで言われてきた。

 逃げ、先行馬が圧倒的に有利と言われているダートに対して、オールウェザーは差し、追い込みが決まり、種牡馬成績もダートとは明らかに違った結果が出ている。

 08年にはブリーダーズカップが、オールウェザーが導入されたサンタアニタ競馬場で開催された。メーンのBCクラシックでは、圧倒的な1番人気に支持されたカーリンを英国のレイヴンズパスが下し、大きな話題となった。

 世界中に広がりをみせているオールウェザー。最も定着している米国を筆頭に、最初にオールウェザーを開発した英国をはじめとする欧州にも徐々に浸透。日本では両トレセンの調教コースに使用され、ドバイでは昨年オープンしたメイダン競馬場で導入された。しかし、サンタアニタ競馬場からは姿を消すこととなる。

 再びダートコースに戻ることになるのだが、その理由はズバリ排水の問題だという。「全天候型、つまり天候に左右されない馬場ということなのだが、雨の影響で開催が中止になる日が続いたためダートに戻すことになった。ただ、以前のダートの時も、雨が降ると馬場が悪くなり手が付けられない状況になってしまっていたので、あまり変わらないということ。結局は路盤の問題だね」(現地厩舎スタッフ)

 『歴史を変えたBC』と言われた08年のサンタアニタ開催だったが、次に行われる時はダートを舞台に争われることになる。

2011年01月09日