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世界の馬窓から

競走馬の輸出入にも影響を及ぼしている原発問題

 来週は春のマイル王決定戦・安田記念が開催される。パートI国のG?にふさわしく、当初はサムザップとビューティーフラッシュという2頭の香港勢に加えて、今年のドバイデューティーフリーを制した英国のプレスヴィズが来日する予定だった。しかし、今週になって回避が発表。結局、外国馬の参戦は香港の2頭のみということになった。

 JRAからプレスヴィズの回避理由については明らかにはされていない。ただ、2歳馬など外国馬の輸出入の現場では「福島原発事故の影響が残っている」という声が上がっているのだ。

 競走馬の輸出入業に携わるある担当者は「先日も米国のトレーニングセールで購入された馬たちが輸入されることになっていたが、パイロットたちが?成田には着陸しない。もし成田ならば乗務を拒否する?と言い出して、福島からより離れた空港に着陸することで、何とか無事輸入されたケースがあったばかり。船舶に関しては、いまのところそこまでの影響はないようだが、空輸では競走馬以外でも同じようなケースが出ていて、影響はあります」と説明する。

 日本勢もブエナビスタとの女王対決を制したアパパネを筆頭に、昨秋のマイル王エーシンフォワーなど好メンバーが出走予定の安田記念。来日すれば確実に話題を集めたであろうドバイDF馬の回避は残念でならない。

2011年05月28日