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世界の馬窓から

ハットトリック産駒が仏国で話題沸騰中!?

 08年から米国で種牡馬入りしたハットトリック。6月8日に仏国で、初年度産のDabirsimが大差を付ける圧勝劇で初勝利を挙げた。5日に行われた2戦目も危なげなく勝利したことで、ナタゴラ(英1000ギニー馬)を輩出したディヴァインライト、先日お伝えしたディープインパクトとともに、サンデーサイレンスの血がより一層欧州の関係者の注目を集めている。

 仏国で成功を収めたディヴァインライトがトルコへ数億円とも言われる高額でトレードされたのを筆頭に、SSの血を引く馬は世界中にその血脈を広げている。また、キャプテンベガやアクシオンといった、日本に残された数少ない現役馬たちに興味を示す関係者たちも少なくないという。

 ハットトリックは初年度が1万5000ドル(120万円)だった種付け料が、今年は6000ドル(48万円)と下落していたが、Dabirsimの活躍で注目度が上がることになりそうだ。「米国では種付け料、頭数が減少しているようにいまひとつだが、こちら(欧州)から種付けに行く馬も出てくるだろうし、ひょっとすると欧州のどこかにトレードという可能性も出てくる」とみる生産者もいる。

 凱旋門賞でSSの血を受け継ぐ日本馬が勝つようなことがあれば、一気に争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。

2011年07月23日