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世界の馬窓から

日本馬2頭の追い風となる特殊な馬場状態

 日本時間の2日深夜、仏国のロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われる。日本からは、昨年の2着馬ナカヤマフェスタ、前哨戦のフォワ賞で2着となったヒルノダムールが参戦し、世界の頂点を狙う。

 下馬評ではニエル賞を快勝したリライアブルマン、フォワ賞を制したサラフィナ、G?14勝の世界的マイラー・ゴルディコヴァの半妹でヴェルメイユ賞の覇者ガリコヴァ、A・オブライエンが送り出すソーユーシンク、そしてR・ムーアが騎乗するワークフォースが上位人気を形成している。

 今年のポイントになるのが馬場状態。例年、この時季のパリは雨が降り続くことが多いが、今年は晴天が続き。かなり硬い馬場コンデションになりそうだ。

 そのような状況を受けて、ソーユーシンク陣営の「このまま馬場が硬い場合には回避」というコメントが伝えられている。また、サラフィナも「いまのところ出否に関して50%」と、最後まで馬場を見極めるようだ。

 現地の厩舎関係者から最も高い評価を受けているのがガリコヴァ。この3歳牝馬を支持する多くの人は、連勝中の勢いに注目しているようで「斤量面での有利さもあるが、前走のヴェルメイユ賞での走りを見ると、牡馬相手でも十分にやれる」と分析する。

 頂点に輝くのは地元勢か、あるいは他の欧州勢か。それとも日本馬が歴史的快挙を達成するか―。いよいよ決戦のときが迫ってきた。

2011年10月01日