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世界の馬窓から

ダートが舞台のBCでは欧州馬の苦戦が続く

 現地時間の4、5日、今年で28回目を数える米国競馬最大の祭典ブリーダーズカップが、ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で行われた。メーンを飾るBCクラシック(ダート2000m)には、米2歳王者アンクルモーなどの地元勢に加え、愛国からはG?8勝馬のソーユーシンクが挑戦。戦前は近年まれにみる混戦と評されていた。

 この大一番を制したのはM・スミスが騎乗したベルモントSの覇者ドロッセルマイヤー。2着に粘ったゲームオンデュードがペースを握る展開のなか、道中は後方でじっくりと待機。直線に向いて大外から強襲すると、1馬身半差をつけて快勝した。

 現地厩舎スタッフからは「ベルモントSのあと、惨敗したレースもあったから人気を落とす形になったが、クラシックレースを勝っている実力馬がきっちり復活したということだろう」という声が上がっている。

 一方、欧州トップホースとして期待を背負ったソーユーシンクは6着。この結果については予想通りといった反応が並ぶ。米国では来年のBCが開催されるサンタアニタ競馬場を筆頭に、オールウェザーからダートに戻す動きが進んでいる。オールウェザーで行われた08年には、英国馬レイヴンズパスが偉業を達成した。しかし、本来のダートに戻った今後は、米国馬の牙城を崩すのは容易なことではないだろう。

2011年11月12日