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世界の馬窓から

今年こそ悲願のケンタッキーダービー制覇!?

 世界中に生産馬、所有馬を送り出しているシェイク・モハメド殿下。自ら率いるダーレーを筆頭にプリンセス・ハヤ王女など一族も欧州、米国、豪州、そして日本と幅広い活躍を見せている。世界の競馬で最も存在感を示す一族にとって悲願とされてきたのが、ケンタッキーダービー制覇だ。

 これまでキーンランド社や、ドバイ資本となったファシグティプトン社といった米国のセールで数え切れない高額馬を購入してきた。それだけでなく、3冠馬アファームドが供用されていたジョナベルファームを購入するなど、生産にも力を入れている。しかしながら、いまなおその夢はかなっていない。

 そんな一族にとって、悲願達成の可能性があるスター候補が登場した。4日に米国のアケダクト競馬場で行われたヴィザースSを、ゴドルフィン所有のアルファが圧倒的な1番人気に応えて快勝したのである。バーナディーニ産駒の同馬はBCジュベナイルこそ11着に大敗したが、2戦目でGI2着に好走している実績からクラシック有力候補の一頭に挙げられていた。

 現地の厩舎関係者は「今回の勝利でクラシックの有力馬に踏みとどまった。強い相手と競馬をして結果を出すようならば、ダービー制覇の可能性が出てくる」と分析する。

 今年こそ一族の悲願達成があるか。米国クラシック路線から目が離せない。

2012年02月18日