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【ジャパンC】直前気配(3)

 (13)ディサイファ=美浦の角馬場で体をほぐしてから坂路へ。上がり2Fを31秒7-15秒4と伸ばした。小島良助手は「雰囲気はとてもいいね。ひと雨降ればベストだが、良でも出来の良さを生かして頑張りたい」と前を見据えた。

 (14)サトノシュレン=午後4時13分に東京入り。岩崎助手は「輸送は問題のない馬。文句のない状態で出せる」と昨春の天皇賞(18着)以来、2度目のGI挑戦に期待を込めた。

 (15)スピルバーグ=木曜に東京入り。土曜は東京ダートを軽く1周。千島助手は「落ち着いていますね。順調です。前走の直後は若干硬くなりましたが、回復も早かったし、きのう乗った感じも、きょうも随分柔らかい」と好感触を伝える。

 (16)フェノーメノ=美浦の角馬場から坂路へ。軽快に1F17-18秒台のラップを刻むと、ラスト1Fを15秒9でまとめた。佐々木助手は「雰囲気は変わらずいいし、1回使って張りが出た。巻き返したいですね」と力を込めた。

 (17)アンコイルド=正午過ぎに東京に到着。「普段と変わりない。長距離輸送で体が減るタイプでもないし、1回使った上積みはありそう」と濱野助手はうなずく。「あとは戸崎さんに任せます」と鞍上の手腕に全権を委任した。

 (18)トレーディングレザー=乗り込み量は、近年来日した外国馬でも突出している。東京ダートを15-15と意欲的な調整。オドノヴァン助手は「気分が良さそう。雰囲気がいい。状態には満足している」と自信をのぞかせた。

2014年11月30日