(7)セカンドテーブル=栗東CWで軽めの調整を行った。吾郷厩務員は「重い馬場でも動く馬だから、雨が降っても気にならないよ」と馬場悪化を歓迎。「距離も1800mぐらいまでは持つ馬だから」と前向きに話した。

　(8)ナヴィオン=栗東坂路で最終調整。酒井助手は「勝った2回は全部スムーズに回ってきたけど、持っているモノはすごい」と能力を評価。「具合に関しても言うことはないです。今回は全てがいい方向に向いている」と強気だ。

　(9)アッシュゴールド=栗東坂路で4F68秒5-15秒5をマークした後にゲートへ。いつも通りのメニューを消化して最終調整を終えた。兼武助手は「雰囲気はいい。前走のレース内容にも成長がうかがえますし、今回は枠もいいところが引けた」と自信ありだ。

　(10)ジャストドゥイング=栗東の角馬場で調整。「変わりなく、いい状態」と白倉助手。前走は10着に大敗したが「母も兄も短距離馬。筋肉もついてそういう体にもなってきた。マイルの方がいい」と距離短縮に期待した。

　(11)ワキノヒビキ=栗東CWで調整。清水久師は「追い切った後も変わりなく順調にきました。この馬らしい、いい気合乗りですよ」と好調ぶりをアピールする。人気薄が予想されるが「一発やる子ですよ」と不敵に笑った。

　(12)アクティブミノル=栗東CWを1周半。「落ち着いているのがいい」と北出師は笑顔を見せる。「逃げて、名ジョッキーがうまく脚をためてくれたら。雨で少々時計がかかってほしい」と全GI制覇を狙う武豊に期待した。

2014年12月21日