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森岡健一郎

グランプリを見据える静かな闘将

 先週の日曜、久しぶりに熱くなった。北京五輪出場をかけた星野JAPAN対韓国との一戦。お互いの意地とプライドがぶつかり合ったガチンコ勝負に、思わずテレビの前で大興奮した。結果は周知の通りだが、中日ファンの当方にとって、中盤の大事な場面での川上→岩瀬の継投は、レギュラーシーズンとまた違った緊張感を味わえた。
 王手をかけた翌日の台湾戦も、一時リードを許しながら相手の意表をつくスクイズで追いつき、すぐさま連打で逆転勝ち。この2試合は闘将が随所に見せた勝利への執念、そして選手の気迫が画面を通して十分に感じられた素晴らしい戦いだった。
 トレセン内でも星野監督までとはいかないが、年末の大一番へ向けて静かに闘志を燃やしている人物がいる。ダイワスカーレットを管理する松田国師である。今年は牝馬G?3勝をマーク。有馬記念を勝てば、97年エアグルーヴ以来となる牝馬の年度代表馬が現実味を帯びてくる。
 「秋3戦が余力を残しながらの仕上げで結果を出していますからね。前走後も回復が早かったし、中間の調整も実にスムーズ。強い3歳牝馬のトップとしてどんなレースをしてくれるか楽しみ」と師。中山2500mについては「コーナーが多いので息を入れやすくなるし、コース変わりはむしろプラスでしょう」と知将は早くも大舞台を見据えていた。2週間後に迫った熱い戦いが待ち遠しい。
(栗東想定班・森岡健一郎)

2007年12月08日

著者紹介

森岡健一郎

森岡健一郎

1975年11月22日、滋賀県出身。栗東想定班。馬三郎スタッフでは1、2を争う地味なキャラクターを自任するが、腹黒さとなると…。妻よりも馬券が好きな2児のパパ。好きな言葉は「金」。血液型B。