安藤浩貴

もうウォシュレットなしではいられない！？

　まだ愛する息子が小学生低学年のころ、旅先でドライブインのトイレに入った時のことだ。中から「パパ?」と叫ぶ声が。どうしたのかと聞いてみると「う○ち、どうやってするの？」…。何を言っているのかと思えば、生まれて初めての?和式トイレ?を前にした息子がオロオロしているではないか。今は学校にも普通に洋式トイレがあるそうで、そんな環境で育った息子が動揺するのは当然か。しかもそこはくみ取り式で底が見えるタイプ。またぐのも怖かったようだ。

　筆者の子供のころには考えられないことだが、時代が変わったということだろう。しかし、今は、もっと上を行くウォッシュレットがある。最近は?ウォシュレット依存症?なる病気？があるようで、調べてみると治療法の中に心療内科でカウンセリングを受けることもあるそうです。

　我が社にも、ノーマルな栗東支局のトイレは使わないという、ウォシュレット依存症予備軍がいるほど。出張中の宿にウォシュレットがないため、近くのパチンコ店に毎日トイレを使いに通い、ついでに「ひともうけでも…」と考えパチンコを打ち、連日高い?トイレ使用料?を払っていた人もいた。

　かく言う私も、もう依存症になっている。これまで利用していた会社の近所のコンビニがつぶれたあとは、車で近くの家電量販店まで行ってトイレを拝借しているのだからもう病気だ。

　海外では高級ホテルでもウォシュレットがついていないところがたくさんあるとか。もし海外に行くことがあった時は、言葉よりもトイレに苦労するのかもしれない。

（栗東時計班・安藤浩貴）

2009年05月24日