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安川時男

気持ちが落ち着く新潟出張

 めったにテレビを見ない記者が今、大河ドラマにハマっている。それは『華姫』が美しすぎるから…だけではない。主人公・直江兼続の真っすぐな生き方に同感を覚え、あこがれを抱いたからである。もちろん『華姫』が自害した後は、見せ場のひとつがなくなったことは疑う余地がない。

 先週末、およそ10カ月ぶりに新潟競馬場を取材で訪れた。大清水トンネルを抜け、越後湯沢、浦佐を通過したあたりから、田園地帯が広がってくる。新幹線の車窓からの景色を見ながら、大河ドラマがふと頭をよぎったのだ。直江がこの土地の礎を築いたのか―と。

 新潟は函館、札幌に次いで好きな土地だ。取材に関して右も左も分からなかった10数年前、初めて長期出張を経験した場所。競馬場は改築され当時とは一変してしまったが、スタンドから見える向正面の五頭連峰は当たり前だが変わらない。

 仕事では想定班2人でレース後のインタビューを回していくので忙しいことは確かだが、ジョッキーたちはフレンドリーに話してくれるため苦にはならない。夜の町は随分と閑散としてしまったが、相変わらず『愛』を持って迎えてくれる。いくらか年季が入ったことは否めないが…。

(美浦想定班・安川時男)

2009年05月29日

著者紹介

安川時男

安川時男

 年に2カ月の北海道出張を生きがいに、美浦では坂路、北馬場、南馬場と老体にムチ打ち自転車を駆る日々。コメントの内容よりも話し手の表情を重視。来ない穴馬券は昨年限りで買わないことにした。広島県出身、A型のおとめ座。