赤木俊介

平田厩舎の２歳はすごいですよ…

　先週の水曜、平田厩舎で２歳馬の話をいろいろと聞くことができたので、ここで何頭か紹介したい。

　まずは、昨年のエ女王杯馬リトルアマポーラの異父弟セブンスコード（父フジキセキ）。「そろそろ山元トレセンへ移動できそうかな。現在で540?くらいあって雄大な馬体をしているよ。デビューはまだ未定」。血統馬だけに期待は大きく、動向に注目だ。

　昨年のスプリンターＳを制したスリープレスナイトの半妹ホワットケイティーディドの07（父シンボリクリスエス）。「今はノーザンファーム空港牧場で調整中。入厩は秋以降になりそう。まだ440?50?くらいだけど、これから大きくなってくると思う。姉とは少し体形も違うかな」。父が変わり、こちらは中距離で力を発揮しそうだ。

　早くから活躍濃厚なのがピーチブローフィズ（牝、父シンボリクリスエス）。「母のピンクパピヨンと似て小柄でカリカリしたタイプ。この馬もＮＦ空港牧場で調整中だけど、これから函館に入厩させて、札幌デビューを目指す」。即戦力としての期待がかかる。

　その他にもベッラレイアの半弟（父ネオユニヴァース）やシンコウラブリイの子（牝、父シンボリクリスエス）など、今年の平田厩舎の２歳馬は良血馬ぞろい。ＰＯＧの馬選びで迷っている方は、ぜひ一考を。

（栗東想定班・赤木俊介）

2009年05月30日