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競走馬を動物として意識することも必要
その競走馬と誰よりも時間を共有しながら、新聞紙上に登場することは一番少ないのかもしれない。厩務員や持ち乗り担当の調教助手という立場は本当に特別だと思う。追い切り日は、調教師や騎乗した調教助手に取材をすることが圧倒的に多い。紙面を構成するうえで当然そうなるわけだが、その分、違う日に聞く担当者の話には、心地良いギャップがあっていいのだ。
例えば前の週の追い切りで、いつもほど動かなかった馬がいるとする。調教師は「ちょっと太い」と話し、実際に反応ももうひとつ。ところが、担当者の話を聞くと「体調がいい」という言葉が返ってくることがある。
食欲があり、カイバを完食する。若いころは残すこともあったが、今はしっかりと食べる。対照的に年齢を重ねると、調教では速い時計で走らなくなることが多い。体重が増えて、以前ほど速い時計が出なければ当然、太めが残っていることばかりに目がいく。だが動物として考慮すれば、それだけ体力がつき、体質が強化されてきた証拠に違いない。
担当者の喜びは、より完成度の高い位置まで競走馬を持っていくことだろう。アスリートととしての競走馬の存在を時には離れ、動物として意識する。こういう地道な取材、会話に常に敏感でいたいと思う。
(関西デイリー・藤村和彦)
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