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鶴谷義雄

福島の締めくくりはこの馬で

 早いもので福島競馬も最終週。馬場に泣かされ続けたが、次週からは絶好の馬場コンディションを誇る新潟競馬を迎える。だが、美浦からは福島競馬場の方が近く、ベテラン調教師の中には福島を好む人も多い。

 札幌開催が始まったせいか、美浦の南北とも調教師席は閑散としている。北馬場では中野隆師、田子師、大和田師などが勇退したので、その席があったところは「シャッター通りだな」と言われている。いい時期を知っている仲間は実に寂しそうだ。

 そんな中、南馬場と厩舎を走り回っているのが栗田師。87年のエリザベス女王杯で、牝馬3冠確実と言われたマックスビューティの夢を打ち砕いたタレンティドガールを管理していたトレーナーである。あの走りには本当に感動したものだ。

 その栗田師が福島の最終週で確勝を期している馬のが、土曜7Rのアルダントヌイと日曜8Rのクーデグレイスだ。「競馬はそう楽には勝たせてくれないが、この2頭は具合がいいんだ。応援してよ」とご機嫌だった。研究熱心な栗田師の2頭で、今年の福島を締めくくりたい。

(美浦時計班・鶴谷義雄)

2009年07月09日

著者紹介

鶴谷義雄

鶴谷義雄

山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。