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枠順の有利不利が少ない京都2200mに期待

 ブエナビスタの降着で後味の悪いレースとなってしまった秋華賞。でもレッドディザイアの強さは、たたえられていいものです。桜花賞、オークスで苦汁をなめてきただけに、喜びもひとしおでしょう。14キロの馬体減も攻めに攻めた結果で、全く細くは映りませんでした。強いレースだったと思います。

 敗れたブエナビスタは、追って追って伸びるタイプ。京都の内回り、しかも内枠はいかにも不向きでした。2着繰り上がりのブロードストリートも、不利がなければもっと際どいレースになっていたかもしれません。不完全燃焼に終わる馬もいるのが、京都2000mの競馬です。

 対して、府中牝馬Sの行われた東京は、広々としたコースと長い直線が特徴。こちらは後方にいた馬が上位を占めました。1?3着の馬はすべて、G?で連対経験のある実績馬。展開や馬場状態、そして枠順ももちろん重要ではありますが、底力の問われるコースと言えるでしょう。

 日曜に行われた東西のレースに出走した馬の多くが、エリザベス女王杯に駒を進めます。今度は京都外回りの2200m。最後の直線も長く、枠順による有利不利も少ないコースです。不利に泣いた馬も好走した馬も、もう一度“女王”の座を目指し戦ってほしい。少し先になりますが、女王杯の週は栗東トレセンで取材の予定。どの馬が女王になるのか、この目でしっかり見極めたいと思います。

(東京デイリー・竹下かおり)

2009年10月20日