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新コーナー「G?レビュー・勝負の分岐点」にご注目を

 この秋から“G?レビュー・勝負の分岐点”と題して、原稿を書かせてもらっている。関東のレースは和田記者が担当。関西の大舞台をいくつか、自分の視点で振り返るのが僕の仕事だ。

 重圧、緊張、責任―。すべてを感じながらの原稿だが、ポジティブに捕らえている。本社担当として冷静に結果を受け入れ、シンプルに活字として表す。そういう仕事だと思うからだ。

 激闘直後の生々しい言葉には、取材対象者の本音が詰まっている。普段のそれとは違う刺激が、今回の役目には詰まっている。

 予想の前には常に、レースごとに出走馬の走りを確認する。ライブ、パトロールフィルム、ビデオ映像。すべてをかみ砕き、消化して、予想という形で表現する。復習は自然と予習にもなり、きれいにつながっていく。地味だが、この反復以外に確実に前に進める方法はない。

 だが、この題材は予想の下地として行うものとは違う。勝ち馬を中心に焦点を定めて、複数存在する勝敗の分かれ目を分析するのだ。それを自分の判断で解釈して、読者の皆さんに伝える。すべてが“静”という世界。携わってみると、思っていた以上に重い。だからこそ主観を貫き、まっすぐな気持ちで書いていきたい。稚拙ですが、少しでも参考にしていただければと願っています。

(関西デイリー・藤村和彦)

2009年10月27日