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石堂道生
天皇賞・秋…思い出すのは
今週は歴戦の古馬が激突する天皇賞・秋。連覇か、復権か、新鋭か…ハイレベルの一戦になることだけは間違いない。
毎年この時季になると、ある1頭の馬を思い出してしまう。今年と同じ11月1日に行われた、98年の天皇賞・秋。ちょうど競馬を覚え始めた時で、?希代の快速馬?サイレンススズカが散ったレースである。
古馬になってから充実期を迎え、「逃げ」の概念を凌駕(りょうが)した「大逃げ」でファンを魅了し続けた。己のペースのままで突っ走り、展開などを無視して楽勝する…。その姿に馬券などは別にして、単純に「走りを見たい」という思いだけだった。
レース当日は京都競馬場でのモニター観戦となったが、まさかの故障発生で競走中止という衝撃の結末に…。周囲の悲鳴と歓声の中で、理解するのにやや時間はかかったが、納得するまでに時間はいらなかった。そう、走っているのは物でなければ機械でもなく、生き物だからだ。
これは、走ることを義務付けられたサラブレッドの宿命でもある。レースの大小に関係なく、サラブレッドはさまざまな人々の「夢」を乗せて走らなければならないのだ。きれいごとでは済ますことのできない世界だが、あの時、何か熱いものを感じたのは私だけではないはずだ。
(美浦時計班・石堂道生)
2009年10月30日
著者紹介
石堂道生
1983年2月12日、大阪府出身。08年より美浦時計班、南馬場担当。模索しながら行き着いた予想スタンスは追い切り重視。自分の目と直感のみを信じて、後悔しない馬券しか買わない。次世代TMの若きエースの座を狙う。
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