一瀬正人

気になる来年の開催日程

　国内感染者がついに１００万人を超えた新型インフルエンザ。亡くなった方も国内では５０人になっており、世界では６０００人を超えた。

　そんな世間の例にもれず、トレセン内の競馬記者も感染の話がちらほら聞こえてきており、どの社も貴重な人材が欠如するのは致命的。今後、トレセン内でも流行しないことを祈るばかりだ。

　インフルエンザで思い出されるのが２年前の夏、競馬界で猛威をふるった馬インフルエンザ。１週間、中央競馬の開催が中止されたほどで、毎週のように馬の検査をしていたのは記憶に新しいところ。当然、馬三郎紙面の発行もストップ。子供のころに、インフルエンザで味わった学級閉鎖とは違い、こればかりは喜んでもいられなかった。

　話は変わるが、競馬記者の年末年始の休みは、有馬記念と金杯の日程で決まる。まだ１０年度のＪＲＡ開催日程は発表されていないが、昨年の有馬記念は１２月２８日。今年の正月開催は通常より１日早い施行で１月４日。間隔が短過ぎて、競馬記者はみんな休んだ気はしなかっただろう。来年の金杯は何日だろうか？今月末に発表される開催日程が、大いに気になるところだ。

（編集部・一瀬正人）

2009年11月16日