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塩手智彦

クィーンの夢をもう一度

 秋のG?シリーズもいよいよ佳境。先週のエリザベス女王杯から有馬記念までは、7週連続でG?開催され、競馬ファンにとっても待ちに待った季節だ。そんな中、先週のエリザベス女王杯は小島茂之厩舎のクィーンスプマンテが逃げ切り、美浦所属馬にとっての久々のG?勝利に酔いしれた。今年の美浦所属馬のG?は天皇賞(春)のマイネルキッツ、ダービーのロジユニヴァースに続いて3勝目。打倒関西馬を目標に切磋琢磨したことがしっかりと実を結んだ形だ。

 担当厩舎のひとつで、普段から大変お世話になっている小島茂師。今となってはあとの祭りだが、みなみ北海道Sの優勝を祝っての食事会で「今年の最大目標はエリザベス女王杯。そこで逃げられればきっといい勝負になると思うよ」と師が話してくれたのを思い出す。エリザベス女王杯から逆算をして早めに栗東へ入厩。京都大賞典で手応えをしっかりとつかみ、2週前の出馬登録で出走賞金のボーダーをクリア。師が思い描いていた通りの青写真で来ていたわけだ。今後はこういう馬券をしっかりゲットしなければ…。

 気になる次走だが「レース直後は有馬記念が有力だったが、その後にオーナーと相談したところ香港出走の可能性が出てきました。馬場もこの馬に向いている感じだし、前向きに考えたいですね。引き続き栗東で調整をして、ほかに出走する関西馬と一緒に現地へ向かうことになると思います」とのこと。最後にもう1度夢を見たい。

(美浦想定班・塩手智彦)

2009年11月19日

著者紹介

塩手智彦

塩手智彦

 この世界にどっぷりとつかり、気付けば厩舎取材班ひと筋で20数年が経つ。マイペースながらも、着々と人脈を拡げてきた。常識にとらわれず、取材で得た情報を予想に反映させて、大穴ゲットといきたい。1971年6月10日生まれ、東京都出身、B型。