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石渡重伸

例年以上に荒れた秋の福島

 今年で3年目となる秋の福島10日間開催も先週で無事に終了。1開催8日間というのが染みついているだけに、9日目、10日目があると「長いな」と思うのは私だけではないだろう。

 3回福島競馬は前年比で15%近く売り上げが落ち込み、入場者数も4%ほど減少。昨年は変則3日間開催で福島は土、月に開催し、祝日の月曜には重賞の福島記念が行われて売り上げを伸ばしたが、今年は通常開催で土曜に福島記念が行われた。その違いは大きく、福島記念当日の売り上げは43%も減少。悪天候に見舞われたわけではないのに、人の入りが寂しく映ったのは間違いではなかった。

 売り上げの低迷や入場者数の減少などは景気に左右されるものなので仕方がないが、競馬の熱さだけはヒシヒシと伝わってきた。ひと筋縄ではいかない福島競馬らしく、全120レース中、約9割のレースで万馬券が飛び出したのだ。しかも3連単では、初日に224万、247万、3日目に152万、150万、4日目に136万、5日目に210万、8日目に176万、10日目に196万、318万と、100万を超える高額配当が連発。3連単の平均配当が24万オーバーという、例年以上に『荒れる秋の福島』を印象づけた。まさに穴党向きの競馬場で、いつかこんな配当にありついてみたいものだ。

(美浦時計班・石渡重伸)

2009年11月27日

著者紹介

石渡重伸

石渡重伸

1973年8月21日、青森県出身。美浦時計班。北馬場で馬券になる馬を物色、狙った馬は逃さない―がモットー。追いかけ続けて痛い目に遭うこともしばしばだが…。年を重ねるにつれ、金正日総書記に似てきた?血液型A。