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安藤浩貴
幸せな余生を送ったリードホーユー
先日ある馬の記事が目に入ってきた。それは「リードホーユー死亡」である。たぶん、有馬記念を勝ったことくらいしか記憶にない人がほとんどでしょう。
17年前、北海道の別海町尾岱沼(おだいとう)にある野付ライディングファームで、リードが種牡馬をしていることを聞きました。別海町は今でこそ、ある女性の事件でちょっと有名な町になっていますが、当時はどこにあるのかまったくわかりませんでした。知人に聞いてみると、酪農で有名なにある漁村らしいのです。さすがに「行けないな」と思っていたが、数年後にまさか自分が尾岱沼に行く用事ができるとは思ってもいませんでした。
その用事とは「お嬢さんと結婚させてください」…そう、妻の両親へのあいさつでした。目の前に国後島が見える、のどかな町。そんなところでリードはのんびりと過ごしていました。牧場を訪ねると「どうぞ、柵の中に入ってなでてあげてください。大丈夫ですから」と言われ、恐る恐る入っていくと、リードは寄ってくるわ、子馬は寄ってくるわで大変でした。
馬産のメッカ・日高からはるか彼方にある地。お世辞にも立派とは言えない牧場でしたが、リードはそこで牧場の人たちの愛情を一心に受け、幸せそうに暮らしていました。どうぞ安らかにお眠りください。
(栗東時計班・安藤浩貴)
2009年11月28日
著者紹介
安藤浩貴
北海道出身、1968年10月26日生まれ(生年月日は井森美幸と一緒)。栗東時計班。趣味はキャバクラ通いで特技は無駄使いだが、馬券は堅実派。当たると思う馬券しか買わない。血液型O。
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