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クィーンスプマンテの海外ラストランに注目

 大逃げでエリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテが、香港C(12月13日・シャティン)へ挑戦することになった。追加登録料を払っての参戦。陣営の並々ならぬ意欲が感じられる。

 クラブの規約により、引退までラスト1戦。香港C出走に踏み切るまで、小島茂師の心はかなり揺らいでいた。「当初は有馬記念を使おうと思っていました。あれだけの大舞台で大逃げでもすれば、ファンは盛り上がってくれるだろうから」。競馬を盛り上げたい。競馬の良さをたくさんの人に知ってほしいと、常々語っている師らしい意見だ。だが、選んだのは香港遠征。この決断もまた師らしいものだった。

 とにかく研究熱心。ブラックエンブレム、クィーンスプマンテの栗東留学もそうだが、日本のみならず、海外競馬も力を入れて勉強している。香港参戦の理由を聞くと「香港の競馬はスプマンテに合っている。これまでのレースから道中のラップ、走破時計を分析したが、間違いなく好勝負になると思っている。コース形態もいいね」と説明。勝利に最も近い選択肢が香港Cだったのだ。

 日本でラストランが見られないのは残念だが、クィーンスプマンテには頑張ってほしい。そしてトレーナーには、ブラックエンブレムがドバイで9着に敗れた無念を晴らし、海外初勝利を挙げてもらいたい。

(東京デイリー・小林正明)

2009年12月01日