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コラム

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赤木俊介

どの馬も無事に…

 10年に入って早くも半月が経過したわけだが、たったこの数日間で、悲しい光景を4回も見るとは夢にも思わなかった。それは競走馬の競走中止である。

 サラブレッドにとって、ケガはつきものである。医学が飛躍的に進歩した今では、ケガによって命を落とす馬の数もかなり減っていると思う。それでも助からないケガもある。その時は残念ながら安楽死という処分になるわけだが、できればそんな光景は見たくない。誰でもそうだろう。

 だが、今年4日間行われた京都競馬で4頭もの馬が命を落とす結果となった。中でもピサノジュメイラとエルプシオンはともにデビュー戦でのことだっただけに、この晴れの舞台に立たせるために必死でやってきた関係者の気持ちを考えると、何の関係もない筆者の心も痛んでしまう。

 そして、JRA史上最多となる9頭が落馬する大惨事となった11日の中山4R。内田博騎手が腕を骨折し、戦線離脱したのは残念だが、幸いにも9頭すべて大きなケガはなかったようだ。これは不幸中の幸いと言えるだろう。

 ヴァーミリアンのように大きなケガもなく、高齢になっても大活躍する馬もいるが、それはほんの一握りでしかない。とにかく、どの馬も無事にゴール板を駆け抜けてほしい…今はそんな気持ちでいっぱいだ。

(栗東想定班・赤木俊介)

2010年01月16日

著者紹介

赤木俊介

赤木俊介

1983年7月20日、兵庫県出身。栗東想定班、坂路を担当。きゅう舎関係者から得た情報をわかりやく伝えていければ…と思っている。基本的に穴党で、危険な人気馬を見つけて高配当狙いの馬券が中心。血液型O