古河雄一郎

２年前の冬には珍しい出来事が…

　今年から年間を通して、日曜重賞の前日発売と日曜全レースの夜間発売が実施されている。この時季は降雪の影響により、開催中止の可能性もあるが、ＪＲＡも何とか売り上げ減に歯止めをかけたいのだろう。

　開催中止で思い出すのが、２年前の第１回東京、第２回京都競馬だ。降雪の影響で代替競馬が発生し、２週連続で変則３日間開催となった。２月３日（日）は、東京競馬が中止、京都競馬は１０、１１Ｒを除く、芝のレースがダート変更となり、京都５Ｒは芝２０００ｍからダート１９００ｍに条件が変更。同コースを使用するのは何と１２年ぶりだった。

　また、９日（土）の京都競馬は、２Ｒまで行ったところで、雪が激しくなり、開催中止が決定。３Ｒ以降の振り替えは代替競馬ではなく、続行競馬（当日に予定していたレースの半数以上をやめた場合は、出馬投票をやり直して競馬を行うこと）として、１１日（月）に施行されることとなった。こちらも０１年の第１回京都競馬以来７年ぶりだった。

　数年ぶりの出来事がこの２週で起こり、対応に四苦八苦したことを今でも鮮明に覚えている。ちなみに、代替競馬となった場合は、そのまま馬三郎紙面をお使いになれますし、続行競馬の場合は、インターネット版馬三郎で、競馬をお楽しみいただけます。

（編集部・古河雄一郎）

2010年01月25日