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玉川祝

ムチを置いた高山騎手に心からの拍手

 先週、土曜の騎乗(中京12Rカフェアラジン)を最後に、高山太郎騎手がターフにムチを置いた。東京競馬場でのテレビ観戦で、結果も10着と振るわなかったが、心の中で大きな拍手を送らせてもらった。

 3週間前だったと思うが、ベンチに座っていると太郎が寄ってきて、「今までお世話になりました。1月いっぱいで引退します」と静かに語った。彼に大した貢献をしたつもりはないが、わざわざ一記者に、律儀にあいさつに来る姿に何か感動してしまい、その後は昔話に花を咲かせた。

 彼はどちらかというと、昭和の時代をにおわせる騎手。競馬学校ができてからは、昔のような「調教師と所属の騎手」の結びつきが薄れているように感じていたが、「佐藤全師と高山騎手」の関係は昔そのまま…であった。そして、競馬に対して実に熱く、まじめに取り込んでいるのがよく分かったものだ。

 しかし、仕事が終わると別の意味ですごい人物なのだ。出張先で一緒によく弾けたものだが、それはそれは豪快。若手騎手に言わせても「高山さんの遊びは半端じゃないですよ」と夜のリーディングジョッキー?に何度も輝いていたらしい。

 今後は、松山康厩舎の調教助手に転身して、将来は「調教師を狙いたい」とのこと。ぜひとも高山厩舎を、実現してもらいたいものです。とにかく、今までご苦労さまでした。

(美浦想定班・玉川祝)

2010年02月05日

著者紹介

玉川祝

玉川祝

1962年7月16日生まれ、東京都出身。美浦想定班。現場取材を開始してはや20年。築き上げた人脈を駆使して毎週当たり馬券を探し続けている。パチンコ、パチスロも愛し、日々がギャンブル。むろん収支は大プラス。血液型A。