残り２週、冬の東京開催を、存分に楽しみたい

　来週末、東京競馬場では今年初のＧ?、フェブラリーＳが行われます。いまのところ中心視しているのが、昨年の同レースでも◎に推したサクセスブロッケン。昨暮の東京大賞典を勝ちましたが、陣営からは「あのときよりさらに良くなっている」と聞いています。そのあたりを来週の栗東出張で、より深く取材しておきます。詳しくはデイリースポーツ本紙で！

　Ｇ?も楽しみですが、その前日の土曜のお楽しみは、我が社杯であるデイリー杯クイーンＣ。牝馬クラシックを目指す女の子たちの戦いです。主役はアプリコットフィズ。フェアリーＳでは展開のアヤで敗れてしまいましたが、その内容はまさに“負けて強し”でした。

　アパパネの主戦である蛯名Ｊが、２歳女王と同等（それ以上かも）の評価を与えている天才少女です。馬体細化が悩みの種ですが、レース後に減っていた体も、ここへきて少しずつ戻ってきている様子。広々とした府中なら、力を存分に見せてくれることでしょう。

　先週の日曜には、ゴンドラ席から、見事な“白富士”が望めました。美しく、そしてフェアな競馬場、東京。残り２週、冬の東京開催を、存分に楽しみたいと思います。

（関東デイリー・竹下かおり）

2010年02月09日