重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ
プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!
林慶樹
ギャンブラーの誤謬
◆誤謬(ごびゅう):一見正しく思えるが実は誤っている推理
「ギャンブラーの誤謬」という言葉をご存じの方はどのくらいいるでしょうか?この言葉を知って以来、勝負ごとに挑むにあたって常に頭の片隅に置いています。読者の方にもぜひ知ってほしいので、その参考例を挙げます。
コインを3回投げて3回続けて表が出る確率は12・5%(1/8)、次にコインを投げて表なら4回続けて表が出たことになり、この場合の確率は6・25%(1/16)になります。
さて、4回目にコインを投げる前に表・裏どちらが出るか出目を賭ける場合、コインは表が出る確率も裏が出る確率も常に一定の50%(1/2)。しかし人間心理として4回連続で表が出る確率6・25%を嫌い、「連続して表が出ているから次は裏が出そうだ」と推理して裏に賭ける人間が多くなりがちです。
論理的に結論を出したつもりが、過去の結果の影響を受けて非論理的な結論を出しているのです。数えきれないほどの馬券に挑み、戦い抜いてきた上級者であっても?気持ち?によって予想が左右されることは十分にあるということです。
「予想だけして馬券購入を見送ったレースの予想が当たったから、今から勝負するレースの馬券はハズれそうだ」
「あの外人騎手は3連勝だから次は勝てないはず!」
「堅い決着が続いているからそろそろ荒れそうだ!」などなど…
こんなことを考えたりするときはありませんか?この話は馬券打ちにとって示唆に富んでいると思います。
(栗東時計班・林慶樹)
2010年02月11日
著者紹介
林慶樹
1980年2月20日生まれ、大阪府出身。栗東時計班。“人は明日新たな悲しみを知る。だから今日の喜びを噛みしめるのだ”の心で日々の職務に励む。予想は過去実績などデータ重視の波乱待ちで、人気馬から印が抜けることはしばしば。最近は株取引に熱心。
- SPでPO馬の能力チェック 2013年12月23日
- 雨模様とソエに悩まされた一年 2013年12月22日
- 狙い続けた馬で大逆転を… 2013年12月21日
- 名馬の引退式をプレイバック 2013年12月20日
- 来年も“宮崎馬券”がポイント 2013年12月19日