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松永篤

障害界のスター候補を先物買い

 菅原厩舎の障害馬は“低くて巧みな飛越”が特徴。障害OPの常連コウヨウウェーブを筆頭に、1月30日の東京でもニューパワーが勝ち上がっており、障害戦では常に目が離せない厩舎だ。

 この飛越技術をケイコでしっかり教え込んでいるのが、昨年の最多障害勝利騎手に輝いた五十嵐雄祐騎手。菅原厩舎所属でデビューしたこともあり、フリーになった今でも親交が深く、この厩舎の障害馬は彼抜きには語れない。ジャンプのタイミングや間歩、スピードを落とさずに跳ぶ技術は彼が仕込んだもので、活躍の影には普段からの地道な努力がある。

 京都8R・淀ジャンプSに出走するトーセンジョーカーは、その五十嵐騎手が「コウヨウウェーブを越えるセンスの持ち主」と豪語している期待馬だ。スタミナ自慢のオペラハウス産駒は、昨年の中山グランドジャンプを制したスプリングゲントや、障害重賞6勝コウエイトライといった一流の障害馬を輩出しており、同馬も将来のスター候補と言えるだろう。

 残念ながら五十嵐騎手は落馬負傷中のため、今回はベテランの横山義騎手にバトンタッチするが、言わずと知れた障害の名ジョッキー。それほど人気になりそうにないだけに、勝負をする価値は十分だ。

(美浦想定班・松永篤)

2010年02月12日

著者紹介

松永篤

松永篤

美浦で4年間過ごし、2012年3月から栗東に移籍。サッカーで培ったスタミナを財産にトレセン内を駆けめぐる。栗東想定班。担当厩舎は角居、笹田、鮫島、梅田智、村山など。東京都出身、血液型B型。勝負馬券はシンプルイズベストの単複。