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藤田浩貴

“勝つ意識”を強く持ってほしい…

 馬券の当たり外れは抜きにして、みなさんは先週の菊花賞をどう感じただろうか。個人的には“やる気のない、つまらないモノを見せられたな”という印象だ。

 当日のレースを振り返れば、9R・北野特別がマルカボルトの逃げ切り、10R・桂川Sがティファニーケイスの逃げ切りだった。誤解を招かないように言っておくが、個人的にはアメリカ競馬のようなバテ比べが好みで、決して逃げ切りを批判しているわけではない。

 言いたいのは、乗り役があまりに無策で無気力だということ。そして今回に限ったことではないが、レース後に聞こえてくる「展開が向かなかった」というお決まりのセリフが、余計にその怒りを増長させる。全レースで…とは言わないまでも、目標にしていたG?などの大きいレースでは、もう少し“勝つ意識”を強く持って、他人任せの競馬はしないでほしい。

 運良く?今週からは凄腕の外人ジョッキーの参加で、少しは締まったレースが見れるはずだが、日本人ジョッキーの意識が変わらなければ、年明けからはまたおざなりの競馬に戻るだろう。売り上げの低下は不況のせいだけではなく、サークル内にも山ほど潜んでいると感じた。

(栗東想定班・藤田浩貴)

2010年10月31日

著者紹介

藤田浩貴

藤田浩貴

1982年4月12日生まれ、埼玉県出身。栗東想定班。どうにか楽に金を稼げないものか暗中模索の日々を送っている。平日は証券、週末は馬券と二足のわらじで奮闘中。この仕事をしていながらも馬券の決め手は時計でも取材でもなく血統。血液型O。