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JCダート回避のリベンジは産駒で…
JBBA日本軽種馬協会が8日、09年ベルモントSなど、米国でG?3勝を挙げたサマーバード(牡6歳、父バードストーン)を導入―と発表した。人によっては「へぇ〜」のひと言で終わるニュースかもしれないが、私にとってはある意味で忘れられない名馬。「再び日本へようこそ!」と歓迎したい。
あれは09年12月。米国のクラシックホースとして初めてJCダートに参戦する“目玉商品”の取材で阪神競馬場へ出向いたときのこと。わずかな取材陣が見守るなか、私の目に映った同馬は、とてつもない動きを披露した。ダートコースでしまい重点に5F62秒0―36秒5―11秒7の好時計を記録。筋骨隆々の栗毛の馬体は、まさにアメリカナイズ。前脚を高く上げる独特のフォームが印象的で、手前の替えがめちゃくちゃ速かった。これなら弱点と思われていた右回りにも十分に対応できると確信したものだ。
陣営から騎乗依頼を受けた中内田助手(現調教師)も「またがった瞬間に走ると感じた。賢い馬ですね。G?を3つ勝っているだけあって能力がすごい」と走りを絶賛していたのだが…その後に事態が急変。上がり運動の際、歩様に異常が見られたため、獣医が簡易レントゲンで患部を診察。その結果、右第3中手骨骨折が判明し、出走回避が表明された。
のちに引退。11年からは米国で種牡馬生活を送っており、今春生まれた当歳が初年度産駒。血統的には、スピード一辺倒で淡泊な子が出そうな感じもするが…何とも寂しい思い出があるだけに、産駒にはぜひ日本で活躍してもらいたい。
(関西デイリー・松浦孝司)
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