世界の注目を集める策が必要

　明日は東京競馬場でジャパンＣが行われる。凱旋門賞の雪辱を期すオルフェーヴルに３冠牝馬ジェンティルドンナと、今年も日本国内での注目度は高い。だが、その他外国勢の顔ぶれは正直言って低レベルな印象が強く、世界的視点から見ると盛り上がりは「？」な気がしてならない。日本最大の国際Ｇ?がこれでは、心配性な当方は競馬の将来に不安を感じてしまう。来週のジャパンＣダートも外国馬の参戦はゼロ。もはや国際Ｇ?ではなくなってしまったような現状だ。

　これは毎年言っていることだが、ジャパンＣとジャパンＣダートを同じ日にできないのだろうか。あくまで個人的な考えではあるが、世界の注目を集約させる意味でも効果は大きいはずで、なんなら先週のマイルＣＳも同日に行ってもいいと思う。絶対に盛り上がる１日になるのだが…。

（栗東調教班・浜口和也）

2012年11月24日