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よりレベルの高い本紙予想を目指して

 先日、東京のホテルニューオータニで行われた「有馬記念プレミアムレセプション」を取材した。著名人がたくさん集まり、大きな盛り上がりで幕を閉じたが、記者の心に引っ掛かったのは日本騎手クラブの武豊会長の、「世界一馬券が売れるレースに出場できることをうれしく思います」というあいさつ。これを聞いて、世界一馬券が売れるレースをデイリースポーツの本紙として予想できることを感慨深く思った。

 今年から関東本紙を任されたが、成績には満足していない。正直なところ、全く当たらなかったというと、そうではない。秋のG?シリーズは上々の成績を収め、そのほかのレースを含めた1年を通しての的中率は胸を張れるものだと思ってる。ただ読者の心に残る予想ができたかというと、いささか疑問が残る。結果オーライの予想ではなく、理論でしっかり納得させて、それで結果を出す。そのようなレースが少なかったように思える。

 同じレセプションで元スピードスケート選手であり、現在はオリンピック選手の強化に力を入れている橋本聖子議員がこうおっしゃっていた。「私は選手に負けた時よりも、勝った時に問いかけることが多い。勝ち方の質。これを追求していかなければならない」。仮に予想が的中しても、その理由を明確に答えられないようでは、次にはつながらない。有馬記念の予想を含め、これからはより質の高い予想を読者の方に届けられるように精進したい。

(関東デイリー・小林正明)

2012年12月18日