“埼玉魂”を胸に桜花賞へ

　15年ぶり開幕２連勝を決めた浦和レッズ。“スタンドからの声援が我々を強くする”という監督の言葉通り、埼玉県人の結束力がチームの原動力となっていることに違いはないだろう。

　じつは先日、美浦でも埼玉県人のきずなを深めるため、決起集会が開催されたのだ。県のシンボルをデザインした帽子を、参加者全員にそろえてくれたのが発起人である岩戸師。某騎手は突発性の物忘れにより直前回避となりましたが、他に精鋭記者１０名が集まり埼玉の良さを語り合う、それは贅沢なうたげとなったのは想像もできるでしょう。

　先日のフィリーズレビューに出走したナンシーシャインは、浦和出身の岩戸師と越谷出身の大野Ｊによるタッグ。「重賞勝ちすれば今度は埼玉県人会のジャンパーを作ろう」という師の言葉により、実は県人会メンバーの熱い声援が詰まっての２着好走となっていたのだ。立ち回りのうまさがこの馬の武器。今年の牝馬路線ならば、Ｇ?制覇もチャンスありでしょう。

　埼玉県民の方はぜひ応援を！馬三郎でも埼玉県人会ジャンパーをプレゼントできるかもしれません。　

（美浦調教班・加藤剛史）

2013年03月13日