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第2のコスモバルクへ挑戦は続く

 4月24日に開幕したホッカイドウ競馬では、いつものようにひと足先に新馬戦がスタートしている。11頭がデビュー勝ちを収めたが、すでに同世代の頂点を目指す、厳しいサバイバルレースが始まっている。

 そんな中で、個人的に注目する馬がデビューした。15日のフレッシュチャレンジに出走したコスモスパークル。残念ながら、2着に敗れてしまったが、管理するのは田部和則調教師、ジョッキーは五十嵐冬樹。そしてオーナーはもちろん“マイネル・コスモ”軍団の総帥・岡田繁幸氏…そう、あのコスモバルク(オーナーは夫人の美佐子さん)と同じチームだ。

 ホッカイドウ競馬在籍のままJRAのG?に挑戦し続け、歴代最多出走記録を更新。国内では勝てなかったが、G?初制覇はシンガポール航空国際Cという、国際G?で挙げた名馬だ。父はファスリエフ、母の父はオペラハウスの芦毛の牡馬。「初戦は時計も速かったからなあ。でも勝ちたかったね。血統的には短いところかもしれないけど、いいものを持っているし、母系からはどんなふうに育っていくのか楽しみだね」と田部和師。

 厩舎には16頭いるが、古馬が4頭で残りは2歳馬。このところ成績もひと息だけに、心機一転とばかりに若返りを図ったようだ。66歳になるトレーナーはいまも自ら騎乗して調教をつける。「バルクの時みたいに、また中央へ挑戦しに行きたいからね。そう思っているから頑張れるんだよ」と元気な声を聞かせてくれた。

(関東デイリー・村上英明)

2013年05月21日