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大舞台に立てないクラス再編後の4歳馬

 安田記念はロードカナロアの優勝で幕を閉じた。スプリント路線を歩んできた同馬に加え、2着には中距離戦線で活躍してきたショウナンマイティが入るなど、距離の異なるカテゴリーから有力馬が参戦。入場人員は6万123人で対前年比105・9%、売り上げも165億2444万400円で同105・9%を記録し、レース自体は大いに盛り上がった。

 一方で無視できない問題も起こっている。昨年に続いて安田記念を前に行われたクラス再編成の影響で、収得賞金が半分に減額された4歳馬・クラレント、トウケイヘイローなどの重賞ホースが相次いで除外になったのだ。後者は同じ週に行われた鳴尾記念に参戦して快勝したが、それはあくまで結果論に過ぎない。

 前者は近1年での2勝を含む重賞3勝を挙げているにもかかわらず、G?の舞台に立てなかった。「複数の重賞を勝っている走り盛りの4歳馬が出られないんじゃな。当事者でなくても首をかしげたくなるよな」と、制度に疑問を投げかける関係者もいた。事実、4歳馬の参戦は18頭中たったの3頭。万人が納得できる制度が無いのは承知の上だが、もう少し不公平感の残らない形はないものか…。一考の余地はある気がする。

(関西デイリー・大西修平)

2013年06月04日