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世界中から注目を集めるロードカナロアの今後

 現地で取材した安田記念の話を…。結果はご存じの通り、スプリント王者ロードカナロアがマイルも制し、史上6頭目となるスプリントG?とマイルG?の2階級制覇を達成した。

 レース後、香港メディアもいるなかで安田師は力強くこう答えた。「秋はスプリンターズSからマイルCSになるかも。そして、今回の結果で香港マイルも魅力的に思えてきました。世界の強い馬たちがそろいますからね。挑戦するかもしれません」。世界のメディアを相手に堂々と発信した。

 レース前日、香港馬の関係者からはこんなことを聞かれた。「ロードカナロアは今年、香港マイルに参戦するつもりなのかい?」。世界最強スプリンターの座だけでなく、今度は世界最強マイラーの座も日本に持って行かれるんじゃないか?そんな危機感を感じているようだった。即座に「今回の結果次第じゃない?」と答えたが、レース後の?香港マイル挑戦?に対する香港メディアの食いつきようは半端ではなかった。

 グロリアスデイズのサイズ師もVを予言していた。「ライバルはロードカナロアだ。日本に帰ってからの活躍も知っている。ポテンシャルが高いし、マイルも克服するだろう」。実はレース前日の関西馬到着取材で、香港馬関係者の伝言をロードカナロアの岩本助手に伝えてみた。「香港マイルですか。いいですね。スプリントもマイルも勝てばすごいことになる。アンビシャスドラゴンを負かしたいんです。あの馬は相当強いですから」。世界中から注目を集める今後の路線。香港最強マイラーとの対決は実現するのか−。興味深い。

(関西デイリー・井上達也)

2013年06月11日