この時季は天気予想も重要!?

　水不足が心配されるほどのカラ梅雨。最高気温も毎日のように３０度を軽くオーバーしており、まさか６月の上旬からクーラー全開の生活になるとは思っていなかった。地球上に生きる生物の一部として、「雨」の大切さを実感する日々が続いている。とはいえ、その「雨」は競馬にとって結果を左右する重要なファクター。苦しめられることが多々ある。

　先週土曜の阪神競馬では午後から土砂降り。絶好の良馬場から始まり、最終レース（ダート）では不良馬場にまで悪化。１１Ｒ天保山Ｓはスリーボストンがタイレコードで逃げ切るほどの高速馬場になってしまった。週中の時点での天気予報は「曇り」。もちろん雨の可能性は頭にあったが、良馬場を前提とした予想をせざるを得なかったのが正直なところだ。天気が読みにくいこの時季は、より柔軟に組み立てた馬券を買う必要があるのかもしれない。

　現時点で今週末も阪神競馬場は土日ともに「曇りの４０％」。どちらにも転びそうな天気予報だ。日曜には上半期の総決算となるＧ?宝塚記念がある。ギリギリまで頭を悩ませる１週間になりそうだ。

（栗東調教班・浜口和也）

2013年06月19日