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夏はジョッキーの熱さ対策も

 先週から夏競馬が開幕。記者の気分はローカルモードで、G?シリーズと比較して原稿量も減る。タイトな日程からも解放されるこの2カ月間は、貴重な休息期間だ。

 一方、騎手にとっては逆に過酷なシーズン。暑さがMAXとなる夏場ほど、体力が消耗する時季はない。「よくよく考えてくれよ。レース中は炎天下のなかで必死に追う。そして戻ってきて降りれば次のレースへ向けて着替えをして、検量をして。そりゃ大変だよ」と語るのは某騎手。確かに想像しただけでも頭はクラクラする。

 ただこれはジョッキーの仕事をする以上、ある意味仕方のないこと。問題視するのは別の部分だ。「特別戦は連続騎乗でもパドックからまたがるよう、JRAから言われている。東京のように検量室からパドックが近い場所ならいいけど、福島は遠くて大変なんだ。移動も駆け足。職員の人たちには試しにこれを3レース続けてほしいよ。いかに厳しいかが分かるはずだから」。

 ちなみにファン目線からすれば「パドックは間近で騎手を見られる数少ないチャンス。是非パドックから乗ってほしい」のだとか。騎手とファンの双方が納得できるよう、JRAには調整を求めたい。例えば夏場の特別戦はレース間を従来よりも長めに取り、騎手への負担を減らすなど。可能な措置は探せばあるはずだ。

(関東デイリー・豊島俊介)

2013年07月02日